きのこのうま味たっぷりのフィンランドのきのこのソースです。森でとれるアンズダケやポルチーニ茸を使った、秋を存分に味わうレシピです。
森の恵みを味わうソース
フィンランドでは、森のベリーやキノコを自由にとることができます。きのこのシーズンはあまり長くありませんが、時期や場所が当たれば大収穫が見込めます。2021年はHERKKUTATTIが大当たり。数回キノコ狩りに行っただけで、冷凍庫がいっぱいになるくらいにとれました。
きのこの保存方法は、フィンランドでは乾燥させることが多いようです。我が家は乾燥機がないことと、冷凍の方が香りが抜けないので、すべて冷凍しています。
簡単にうま味アップ 便利な冷凍きのこ
きのこは冷凍すると、グアニル酸といううまみ成分が増加します。干しシイタケが美味しいのはこのグアニル酸のおかげ。ほかのきのこでもうま味成分がぐんと増えます。
食材のうま味を簡単に増やす 冷凍きのこ&ドライトマト
最初からうま味が豊富な食材はいろいろありますが、実はそのうま味の量をさらに増やすことができます。冷凍きのこやドライトマトです。
そんな自然の恵みを美味しくいただくレシピがこのきのこソースです。ミートボールやサーモンステーキにかけていただきます。
うま味がたっぷりなので、ミートボールやサーモンステーキの塩味は控えめで大丈夫。ついつい食べ過ぎてしまう美味しさです。
きのこのソースがよく合う フィンランドのミートボール
フィンランドの代表的な家庭料理、ミートボールです。少しやわらかめのミートボールに、きのこのソースをかけていただくと、フィンランドにいる気分になれます。
うま味がたっぷりなので、ミートボールやサーモンステーキの塩味は控えめで大丈夫。ついつい食べ過ぎてしまう美味しさです。
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フィンランドのおいしいレシピ
日本で手に入る食材で簡単に作れるフィンランド料理のレシピです。さらに、日本とフィンランドの食材の違いにも注目し、選び方から丁寧に解説しています。
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レシピ
フィンランドのきのこのソース ミートボールやサーモンに
きのこのうま味たっぷりのフィンランドのきのこのソースです。森でとれるアンズダケやポルチーニ茸を使った、秋を存分に味わうレシピです。
INGREDIENTS
- きのこ (お好きなもの、*1、*2) 150 g
- バター 20 g
- 小麦粉 2 大さじ
- 牛乳 300 mL
- 塩こしょう
EQUIPMENT
- 電子はかり
- 計量スプーン
- 計量カップ
- 包丁
- まな板
- フライパン
- シリコンヘラ
INSTRUCTION
- フライパンにバターを入れ、中火にかける。
- バターが溶けたらきのこをいれ、よく炒める。
- きのこに火が通ったら小麦粉を入れ、すぐによく混ぜる。
- 牛乳を少しずつ入れる。最初は約50mLずつ加え、素早く全体を混ぜる。しっかりと混ざってからさらに牛乳を入れて混ぜる。
- 塩こしょうで味を調える。
ポイント
- きのこは、冷凍のものとフレッシュのもの両方使うとよりおいしくなります。冷凍のものはグアニル酸を多く含み、フレッシュなものはグルタミン酸が多く食感もいいです。簡単にうま味アップ 便利な冷凍きのこきのこは冷凍すると、グアニル酸といううまみ成分が増加します。干しシイタケが美味しいのはこのグアニル酸のおかげ。ほかのきのこでもうま味成分がぐんと増えます。食材のうま味を簡単に増やす 冷凍きのこ&ドライトマト最初からうま味が豊富な食材はいろいろありますが、実はそのうま味の量をさらに増やすことができます。冷凍きのこやドライトマトです。
- フィンランドでは、アンズダケ=KANTARELLI、ポルチーニ茸=HERKKUTATTI、マッシュルーム=HERKKUSIENIなどが使われます。いくつかの種類を混ぜると美味しいです。
NOTES
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