フィンランドのポテトサラダは、しっかり歯ごたえのあるじゃがいもを使った、具材ゴロゴロのサラダです。
ほくほくか、しっかりか
日本とフィンランドのポテトサラダの違いは、どんなじゃがいもを好むかの違いだと思います。
日本では、男爵イモのような、ほくほくとした食感のじゃがいもが好まれるように思います。キタアカリやインカのめざめを思い出すと、ほくほく、ねっとり、とした食感を売りにしていました。
フィンランドでは、Siikliに代表されるように、細長くて、茹でてもしっかりと硬く、食べごたえのある品種が好まれています。フィンランドのじゃがいもは赤、黄、緑の袋の色で区別することができますが、緑の袋がフィンランド人好みだそうです。
無料公開を終了しました | Piece of Oishi
酒なし、みりんなし、現地の食材で作れるレシピ&料理の科学&海外の食材考察サイト
所変わればポテトサラダ変わる
そんな、それぞれの国のじゃがいもの好みを念頭にポテトサラダを見てみると、それぞれ好みの食感を楽しむためのレシピになっていると思います。
日本のポテトサラダは、ねっとりとした食感。ハムやにんじん、たまねぎの食感がアクセントになっています。
一方フィンランドのポテトサラダは、角切りにした具材の形そのままです。じゃがいもの食感を楽しみつつ、リンゴやピクルスがアクセントになっています。
どちらが美味しいかといわれれば、両方美味しいです。ポテトサラダと名前が付けど、国によってこんなに違うのか、ととても興味深く思います。
フィンランドのじゃがいもについて、詳しくはこちらをご覧ください。
無料公開を終了しました | Piece of Oishi
酒なし、みりんなし、現地の食材で作れるレシピ&料理の科学&海外の食材考察サイト
人気のフィンランドのクリスマス料理のレシピはこちらです。
人気のフィンランド料理はこちらです。
レシピ
フィンランドのポテトサラダ 具材ゴロゴロ、ピクルス&りんご入り
フィンランドでは、しっかり歯ごたえのある硬めのじゃがいもが人気です。ポテトサラダも、具材の食感を楽しむため、ゴロゴロの角切り。マスタードがアクセントの美味しいポテトサラダです。
INGREDIENTS
- じゃがいも (メークイン) 400 g
- たまねぎ 100 g
- ピクルス (またはきゅうり) 100 g
- りんご 100 g
ソース
- サワークリーム 100 g
- マヨネーズ 50 g
- レモン果汁 1 小さじ
- マスタード 1 小さじ
- 上白糖 1 小さじ
- 塩
- こしょう
EQUIPMENT
- 電子はかり
- 計量スプーン
- 鍋
- 包丁
- まな板
- ボウル
- シリコンヘラ
INSTRUCTION
- じゃがいもはメークインなど、茹でても煮崩れないかたいものを使う。フィンランドではSiikliや緑の袋のものがおすすめ。無料公開を終了しました | Piece of Oishi酒なし、みりんなし、現地の食材で作れるレシピ&料理の科学&海外の食材考察サイト
調理
- じゃがいもの皮をむきやすくするために、包丁で一周、浅い切込みを入れる。
- 鍋にじゃがいもとたっぷりの水を入れ、じゃがいもが柔らかくなるまでゆでる。
- たまねぎをみじん切り、ピクルスとりんごを角切りにする。
- ソースを作る。すべてのソースの材料を混ぜ、塩こしょうで味を調える。
- 茹で上がったじゃがいもを冷水に入れ、ある程度冷えたら手で皮をむく。
- じゃがいもを角切りにする。
- 野菜とソースを混ぜる。
NOTES
人気のフィンランドのクリスマス料理のレシピはこちらです。 人気のフィンランド料理はこちらです。
コメント