味塩や味塩こしょうは、海外で買うと超高級品です。それなら自分で作りましょう。混ぜるだけの簡単レシピで、日々のお料理がぐっと楽になります。
味の素を有効活用
フィンランドでは、アジアンマーケットで味の素を購入できます。フランスで作られているもので、なんと小さい方のパッケージでも200g。大きなものは500gもあります。
どれだけかけたら使い切れるんだろう、と心配になります。ですが、味の素は、食塩や上白糖と同じように賞味期限のない調味料ですから、そこは安心です。
減塩にも役立つ
もう一つ気になったのが、我が家の塩の消費量です。私が思っていたよりも速いスピードで、塩の容器が空になります。 もちろん、毎日2-3食料理をするので、当然ともいえます。そして、塩は代わりが効かない、味付けに欠かせない調味料です。
しかし、それでも、もう少し使う量を減らしたいと思いました。
手作り味塩&味塩コショウ
そこで、味塩を作ろう、と思い立ちました。
そもそも「アジシオ」は、味の素から出されている商品の名前です。食塩は水分を集めやすい性質があり、保管しておくとべたつきがちです。しかし、アジシオは、食塩の周りを味の素でコーティングしてあり、サラサラの状態を保てます。
しかし、自分では味の素でコーティングなんてできません。ですから、自作する時は混ぜるだけです。
粒の大きさと割合
それではさっそく、味塩と味塩こしょうを作っていきましょう。
粒の大きさが大切?
味塩や味塩コショウを作るにあたって気になっていたのが、粒の形の違いです。塩や味の素は、化学式がかけるくらい純粋な物質です。そして、よく見ると、それぞれ食塩とグルタミン酸ナトリウムの結晶の形をしています。

この形や大きさの違いが、混ぜたときにどう影響するのかが気になっていました。そこで、いろいろな粒の大きさのものを混ぜて、分離するかどうかを調べました。
塩は細かい粒のもの
まずは、塩の大きさです。岩塩を自分で挽くと、粒の大きさにばらつきが出ます。それだけでなく、湿気やすいきがします。
味塩や味塩こしょうには、市販の細かい粒の塩を使うのがおすすめです。この場合、どんな振り方をしても混ざったままでした。ただし、湿気によって塩が固まってしまう可能性があるので、保管には気をつけてください。
コショウの粒は要検討
味塩コショウについては、コショウの粒の大きさに注意が必要です。
まずは、市販の、かなり細かく挽かれたコショウを買ってきて試しました。すると、しっかり混ざってはいるけれど、容器の角のあたりにコショウが溜まりやすいこと、混ぜ方によっては味の素や食塩が浮いてきてしまうことがわかりました。
ですが、粗挽きのこしょうをつかうと、粒の大きさにばらつきがあります。そして、塩や味の素の粒よりも大きいため、分離しやすくなります。
理想は、ペッパーミルを使って、こしょうをできる限り細かく挽くことです。しかし、面倒であれば、市販の細かく挽かれたこしょうで問題ないでしょう。
割合は味の素より
塩と味の素の割合については、私が個人的に全幅の信頼をおいている味の素の公式ページを参考にしました。
混ぜるだけで簡単に作れる味塩と味塩こしょう、ぜひ作ってみてください。
レシピ
自分で作る味塩&味塩こしょうの割合 海外でも大丈夫

- 粒の大きさなどは、レシピ上の記事を参考にしてください。
- 塩と味の素を5:1の割合で混ぜる。
- 塩、こしょう、味の素を10:3:2の割合で混ぜる。
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