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日本でも作れるフィンランドのクリスマス料理を紹介しました。
フィンランドの伝統的なクリスマス料理のレシピ
フィンランドの伝統的なクリスマス料理のレシピを集めました。キャセロールやハム、サーモンにクリスマスケーキ、ジンジャーブレッド、クリスマスタルトなど、フィンランドのクリスマスレシピは美味しいものがたくさんあります。今年はぜひ、フィンランド風のクリスマスを過ごしませんか。
その中でも特にわたしのおすすめの料理を紹介します。簡単にできるものばかりなので、ぜひクリスマスに作ってみてください。
グラービロヒ・グラーヴィロヒ・グラブラックス
グラービロヒ、英語でグラブラックスという塩漬けのサーモンです。フィンランドだけでなく、北欧諸国全体でクリスマス料理として食べられているようです。
グラービロヒ フィンランドの塩漬けサーモン グラブラックス
フィンランドのクリスマスの前菜といえば、箱料理とこのグラーヴィロヒ。北欧の塩漬けサーモンで、グラブラックスとも呼ばれます。刺身用のサーモンを一晩塩漬けにするだけで、手軽に北欧のクリスマスが楽しめます。
刺身用のサーモンを一晩塩漬けにして、ディルと和えるだけの簡単レシピです。サーモンなら日本でも手に入ります。ディルは、ちょっと難しいかなと思いますが、もしもフレッシュディルが手に入らなければ、塩漬けにするときにドライディルを一緒にまぶして、風味を移してしまうなんて方法もいいかもしれません。
にんじんキャセロール
フィンランドのクリスマスの前菜といえば箱料理、らーてぃっこです。その中でも比較的簡単にできて、日本でも作りやすいのがにんじんキャセロール、ポークカナラーティッコです。
オーブンに入れてじっくり焼き上げる箱料理。古き良きフィンランドでは、オーブンの予熱を使って料理していたそうです。
にんじんキャセロール フィンランドのクリスマス料理
フィンランドのクリスマスの定番、Laatikko=箱料理。そのうちの一つ、ほんのり甘いにんじんキャセロールです。にんじんと、なんとお米の入ったラーティッコ。どこか懐かしい気持ちになる味です。
ヨウルトルットゥ・クリスマスタルト
こちらも北欧全体の文化、クリスマスタルトです。冷凍パイ生地とジャムがあれば簡単にできて、とってもシンプルなのに、一気に北欧の雰囲気が出ます。一番有名な手裏剣型ようるとるっとぅを含め、3種類のデコレーションの方法も説明しています。
フィンランドのクリスマスタルト ヨウルトルットゥ
フィンランドをはじめ、北欧でよく見かける伝統的ななクリスマスタルト、ヨウルトルットゥJoulutoruttuです。パイ生地の上に色々な種類のジャムがのった、見た目も味も最高の一品です。あんこをのせる日本風アレンジもあります。
ターテリカック・デーツケーキ
スパイスケーキはとても有名なのですが、私がぜひ試してほしいのはデーツケーキです。ドライデーツをコーヒーやグロッギで煮込み、生地に混ぜ込むフルーツケーキです。フィンランドのケーキはいくつも作りましたが、私はダントツでこのたーてりかっくが好きです。しっとりした生地に、デーツのアクセントとコーヒーの香り。いちいちもあればぺろりと食べきってしまうくらい大好きです。
フィンランドのデーツケーキ コーヒー風味orグロッギ風味
フィンランドのデーツケーキは、コーヒーを使うか、グロッギを使うかで味が変わります。ピューレ状にしたデーツのおかげでしっとりとした食感のフルーツケーキケーキです。
派手さはないがあたたかい
フィンランドのクリスマス料理は、ラーティッコやメインのハムなど、じっくり時間をかけて料理したものが多いです。日本人がイメージする華やかなパーティー料理とは違いますが、家族を思う気持ちの詰まった、ほっこり温かい料理たちです。
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