2022年6月に、クロアチアを旅行しました。北はザグレブから南はコルキュラ島まで、二週間かけて縦断しました。今回は、クロアチア旅行の一日の予算を、宿泊代や食費などに分けてお伝えします。
2023年よりユーロ導入
クロアチアの現在の通貨はクーナ(HRK)です。しかし、2023年にはユーロが導入される予定です。その過程で、値段が前後する可能性があります。あくまで2022年現在の目安として参考にしてください。
宿泊代はリーズナブル
まずは宿泊代です。宿泊場所は、Booking.comを利用して探しました。
ホテルを検索してみたところ、かなりの値段だったので早々に断念しました。日本のように、ビジネスホテルのような手軽に泊まれるところはあまり多くないようです。
その代わりクロアチアでは民泊がかなり盛んなようです。実際に、どの都市でも簡単に宿泊先を見つけることができました。
値段は部屋のタイプ次第
また、部屋のお値段は部屋のタイプにもよります。私たちは、まるまる貸し切りを条件に宿を選びました。
当然、バス・トイレ共用の個室であれば安くなりますし、ホステルのようなドミトリーであればさらに安くなります。
二人一泊60ユーロ前後
今回、まるまる貸し切りで宿泊先を探しました。どの都市でも、一泊一部屋60ユーロ前後が相場でした。
ただし、これは6月の下旬のお値段です。7月8月のトップシーズンには、二人で100ユーロ程度と考えたほうがよいでしょう。また、10月以降5月まではローシーズンなようで、一泊50ユーロ前後の部屋が多かったです。
食費は日本より高め
次に、食費を見ていきましょう。基本的に、三食をこのような場所で食べました。
- 朝食 – パン屋でパンを購入、部屋でコーヒーを淹れる
- 昼食 – ピザやサンドイッチなど
- 夕食 – ローカルなレストランでビールと食事、時折自炊
それぞれ詳しく見ていきましょう。
朝食はパン屋
朝ご飯をパン屋で、ローカルのカフェでコーヒーを買うと、一人当たり5ユーロ程度でした。また、南のほうに行くほどこの価格は上がります。スプリットのパン屋さんでは、パン4つとコーヒー1つで15ユーロもしました。値札のないパン屋には要注意です。
また、観光客向けの眺めのいいカフェに入った場合、二倍から三倍程度のお値段でした。
ちなみに、クロアチアには、かなりたくさんのパン屋さんがありました。パイ生地を使ったパンがメインですが、サンドイッチやラップなども売られています。また、心配性の私は色々とレビューを調べていったのですが、大体どのパン屋でも外れなく、美味しかったです。
昼食はピザなど
次に昼ご飯です。お昼ご飯は、正直あまり記憶にありません。大きなピザをスライスして売っているお店が多いので、そこで手軽に済ませることもありました。この場合、一人5ユーロ程度でした。
また、プリトビチェ国立公園には、サンドイッチを作って持っていきました。散策途中にナッツをつまんだり、アイスクリームを食べたりして、お昼ご飯を抜いた日も多かったと思います。
夕食はローカルレストラン
特に私たちは、ローカルなレストランを好んで選んでいました。そのため、かなりお手頃価格でした。それでも、一人一皿、ビール一杯で、最低でも一人当たり15ユーロはしました。観光客向けのレストランでは、この二倍、三倍かかるところも珍しくありませんでした。
全部で予算50ユーロ
その日の予定によって、どんなレストランを選ぶか、どれくらいの予算にするかが変わってくると思います。一度でもレストランに入る場合は、最低でも、一日の予算は50ユーロ程度かなと思います。
交通費はものによりけり
最後に交通費です。クロアチアでメインの移動手段はバスでした。ザグレブでは、トラムも利用されています。
そして、一口に交通費といっても、市内をめぐるバスなのか、長距離バスなのかによってかなり違いがあります。
市内の移動は格安
まずは市内の移動です。ザグレブのトラムは一回あたり0.5ユーロ、スプリットのバスは1ユーロ程度でした。市内の移動は住民の足でもあります。かなり安い値段で利用することができました。
長距離移動は早めに購入
次に、都市間を移動するための長距離バスの価格です。距離にもよりますので、実際に私が支払った金額を紹介します。
- ザグレブ – プリトビチェ 106HRK(約12ユーロ)
- プリトビチェ – ザダール 117HRK(約13ユーロ)
- ザダール – シベニク 52HRK(約6ユーロ)
他の物価と比べると、長距離バスの値段は少しお高めな気がしました。クロアチアの長距離バスのチケットの購入方法などはこちらにまとめました。
クロアチア旅行の一日の予算
以上から、クロアチア旅行の一日の予算は最低100ユーロをお勧めします。内訳は以下です。
- 宿泊代 30ユーロ
- ご飯代 50ユーロ
- 交通費 5ユーロ
- 雑費 15ユーロ
宿泊代は季節によって変動します。また、ご飯代はどのようなレストランを選ぶかにもよります。それでも、一人当たり一日100ユーロあれば、何とかやりくりできるのでは、と思いました。
クロアチアの都市の特徴
それでは、クロアチアにはどんな都市があるのでしょうか?クロアチアの各都市の特徴をまとめました。
クロアチア旅行のすべての記事はこちらです。