サラダという単語でまっさきに思い浮かべるのは、レタスやトマトなどの野菜の盛り合わせでしょう。変わり種として、ポテトサラダやマカロニサラダなんかもあるけれど、あぁそれもあるよね、で納得する範囲だと思います。
フィンランド語でサラダはsalaatti、そして、そんなものまでサラダ!?というものまでsalattiと呼びます。
Lohisalaatti
Lohisalaatti、日本語でサーモンサラダです。色々なカフェのメニューにもあるこのlohisalaatti、大体の場合は私達がイメージするものと同じです。一般的な野菜サラダに、サーモンが乗ったもの。
ですが、こちらもlohisalaattiです。
Sienisalaatti
日本語できのこサラダ。このsienisalaattiになってくると、ちょっと様子が変わってきます。きっと、みなさんがきのこサラダで思い浮かべるものとは別物。
Kurkkusalaatti
きゅうりのサラダ。そう言われてこのkurkkusalaattiをイメージするのは、多分不可能でしょう。
あなたは刻んだピクルスじゃないの?と思うのがこのkurkkusalaattiです。私の大好きなフィンランドのファストフード、grilliでは、フライドポテトとソーセージの盛り合わせにこのkurkkusalaattiがかかった、perunamakkaraという料理があります。
ポテトとソーセージのジャンクな味わいに、kurkkusalaattiの酸味がよく合います。しかし毎回、メニューにサラダと書かれているのを見るたびに、これはサラダなのか…?と疑問を感じざるを得ません。
Salaatti
私が一番驚いたのは、これ。
フィンランド語、サラダに主に入っている野菜=レタスをsalaattiと呼びます。いやそれは反則ですよ。
日本で最も一般的なレタスはjäävuorisalaattiとかamerikansalaattiと呼ばれます。その他にもkeräsalaattiやtammenlehtisalaattiなど、とにかくどれもsalaattiです。
一般的なサラダから、ピクルス、野菜まで含めるフィンランドのサラダ。あなたはどのサラダがお好みですか。
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