フィンランドの夏は短い
フィンランドは、5月の半ばごろからようやく暖かくなってきます。最高気温がやっと20℃を超えて、人々は湖やビーチに繰り出します。
6月からは夏本番。そして、その夏は8月の半ばには終わってしまいます。今年も、8月半ばから最高気温が20度を下回り始めました。
そして、8月終わりごろには最低気温が一桁に。そうすると、木々が紅葉し始めます。
紅葉はきれいだけれども、夏が終わってしまったんだなぁというさみしさや、これからやってくる長い冬へのちょっとした恐怖心もあり、だけどやっぱり紅葉はきれいです。
きのこの恵みを楽しめるのも、葉っぱが色づき始めてから、最低気温が氷点下になるまでの、ほんの短い間です。
フィンランドは森のきのこがタダで採り放題
フィンランドでは自然享受権が認められていて、きのこもベリーも取り放題です。
秋というより冬
フィンランドに来て三年目ですが、まだまだなれないことがたくさんあります。気候もその一つ。
朝目が覚めて、こんなに晴れているんだから、暖かいに違いない!と思っても、気温3度とか、こんなに火が長いんだから、さぞかし暑いに違いない!と思っても、気温15度とか、とにかく、日差しと温かさのイメージが、日本とかけ離れています。
フィンランドの秋は、日の長さは日本の夏、景色は日本の秋、そして気温は日本の冬です。
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