冬にもうつにも毎日のルーチンが効果てきめん

Life in Finland

自分では、もううつ状態じゃないと思っているけれど、やっぱりとっても疲れやすかったり、気分の落ち込みが激しかったり、なかなか思うような生活ができないでいました。

自分で予定が決められるからと人に合わせすぎたりというのも一因だったので、私はこういう生活をする、というルーチンを決めたら、冬の気分の落ち込みにも効果的でした。

一日のルーチン

まずは一日のルーチン。細かく決めすぎると逆にしんどくなってしまうので、朝起きる時間、お昼ごはんの時間、夕ご飯の時間、寝る時間を大まかに決めました。

朝起きたらすぐに仕事をはじめて、疲れたらしっかり休む。体調がすぐれないときは体調優先で、だけど何もやらないのはメンタルにくるので、少しでもできることをやる。当たり前のことを当たり前に続けました。

一週間のルーチン

規則的な生活を続けていると、一週間のうち、週の前半、特に月曜日と火曜日はかなり効率よく仕事ができることが分かりました。重めの仕事は週の前半に、週の後半は単純作業を多めにすることで、その日取り組むべき最優先事項が明確になり、仕事の効率がかなり上がりました。

また、パートナーと出かける日も固定しました。休日も、パートナーと過ごす時間を優先する日と、自分の好きなことをやったり、回復にあてたりする日を明確に分けることができ、お互いにリラックスして過ごすことができるようになりました。

落ち込んだ時のルーチン

元気な時は、何でもできます。落ち込んだ時に、その原因を考えたり、どうしたらいいのか考えたり、というのはかなり大変です。落ち込んだ時に、余計なエネルギーを使わないでいいように、まずは心を落ち着けて、リラックスするためのルーチンも作りました。

ソファーに寝転んで、落ち着いた音楽をかけて、好きなブランケットにくるまって、ぼんやりする。それでも落ち着かないときは、温かいお茶を飲む。それでもだめな時は、あきらめて寝る。シンプルだけど、フローチャートがあらかじめあるだけでかなり気が楽になります。

脳のキャパシティーが劇的に回復

うつの後遺症として、頭がうまく働かないというのがあります。私も、最初は長い文章を書くだけで、脳みそがギュッと締め付けられるように疲れていました。ルーチンを取り入れる前は、かなりランダムな生活をしていたので、予期せぬときに脳みそがシャットダウンしてしまって、とってもつらい思いをすることも多かったです。

ですが、ルーチンを取り入れたおかげで、あれこれ判断する必要がなくなり、仕事や趣味にエネルギーを充てられるようになりました。それどころか、ルーチンを数か月続けたおかげで、脳の回転の速さやキャパシティーが、劇的に回復してきたのを感じています。

うつの回復にも、冬の気分の落ち込みにも効く、ルーチン生活。おすすめです。

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