移住するとフィンランド語が無料で学べる

Life in Finland

フィンランドに移住すると、フィンランド語が無料で学べます。それどころか、日々失業手当や学生への手当をもらいながら生活することができます。ですが、満たすべき条件がいくつかあります。ここでは、私がTE、職業斡旋所から受けた説明に基づいて説明していきます。

初めの在留許可から3年

無料の語学学校に通えるのは、フィンランドのIntegration Planに基づくものです。移民がフィンランド社会で生きていくのに必要な語学や技術を身につけるのを支援する政策のようです。

Integration Planに参加できるのは、最初の在留許可を得てから3年間だそうです。その間は、失業手当を受け取り、更にそこに学生向けの支援金も加わり、毎月生活に困らない程度のお金をもらいながら学ぶことができます。語学学校を卒業した後は職業訓練学校もあります。参加してしまえば、卒業や就業まで同等の支援を受けられるとのことでした。

在留許可のタイプAのみ適応

ただし、これは在留許可を得た全員に適応されるわけではありません。在留許可のタイプはAとBがあり、タイプBは就業時間や職種などの制限があります。そして、Integration Planが適応されるのはタイプAの在留許可のみです。

ここで注意したいのは、Integration Planに参加できるのは、最初の在留許可からカウントして3年目までです。私は、最初の2年間はタイプBの在留許可でしたが、その2年もカウントここにされています。在留許可の処理にかなり時間がかかったことから、私がタイプAを取得した時点で、Integration Planを始めるまでの猶予は残り1年を切っていました。

職業斡旋所からの電話

私の住んでいるTampereでは、TEに所属するInternational Specialistが就業支援を担当しています。時々異動はあるものの、基本的には同じ人が担当してくれます。International Specialistから、Integration Planの説明を受け、参加しますか、参加するなら待機のリストに入れます、という連絡を受けます。

そして私は、フィンランド語を学習しない選択をしました。その理由は次の記事で詳しく触れます。

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