フィンランドのクリスマスと親戚付き合い

Life in Finland

フィンランドで三度目のクリスマスです。海外で、特にクリスマスというと親戚付き合いが大変そうなイメージですが、結局のところ何もかも「人による」といえます。

パートナーは地方出身

わたしのパートナーはオウル出身です。フィンランドの中では大きな都市ですが、人口20万人ほど。日本で考えるととっても小さな都市です。

彼の両親は兄弟が多く、もちろんその子供たちも兄弟がたくさん。いとこが二桁いるというのは、私にはちょっと想像がつかない世界です。いとこたちの年齢もバラバラで、もう結婚して子供がいたり、まだ小学生だったりと色々です。仮に、一族大集合をした場合、軽く学校一クラスの人数を超えるでしょう。

おばあちゃんの家に大集合

そんな親戚たちが交流するのがクリスマス。ですが一族大集合は人数が多すぎて無理です。なので、おばあちゃんの家に行き、お茶をします。これも、時間を決めて全員集合したら家に入りきらないので、一日のうちで好きな時間に行くことになっています。

おばあちゃんの家には、みんなが準備した手作りのサンドイッチケーキやヨウルトルットゥ、スパイスケーキなどの焼き菓子がたくさん。各自コーヒーをついで、好きなだけいただきます。

コロナで中止に

そんな親戚の集まりに参加したのも、一年目だけです。二年目はコロナで中止。そして高齢のおばあちゃんが施設に入ってしまったため、今年もなし。今後も、開催されないかもしれません。

ほとんどの親戚が英語が堪能で、中には日本に興味がある人もいて、優しく話しかけてくれます。私は人見知りだし、何よりフィンランド語がほとんど話せません。それでも、年一回、一時間くらいならこんな集まりに行くのもいいかな、という気がします。なくなってしまったのは、少し残念です。

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