こねないパンの手法で作ったピザ生地です。パンよりも短時間で簡単にできて、外はパリパリ、中はもっちりの最高のピザができます。
パリパリもちもちのピザ
こねないパンの魅力は何といっても、外はパリパリ、中はもっちりの食感です。もしも、こんな食感のピザが、こねずに焼けたら最高です。
加水率は控えめで
そこで、いろいろな加水率で試しました。
まずは、こねないパンのフォカッチャがとても美味しかったので、加水率90%で試しました。しかし、具材が載った部分がかなりしっとりしてしまいました。
そこで、こねないカンパーニュと同様に、80%で試したところ、大成功。おすすめの加水率は80%です。
好きな発酵時間が選べる
また、こねないピザのいいところは、発酵時間が選べることです。
加水率80%の生地は、1時間半程度でグルテンが見た目がつるんとしてきます。これは、グルテンでき始めたということです。
ただ、この程度のグルテンだと、パンにするには足りないでしょう。しかし、二次発酵なしのピザならこれで十分です。
また、ドライイーストの量を変えることで、好みの発酵時間を選ぶことができます。さらに、パン作りで、過発酵させてしまった生地をピザにすることから、ピザの発酵はアバウトで大丈夫です。
待つだけで楽に作れる、美味しいこねないピザ、ぜひお試しください。
レシピ
こねないピザ生地 待つだけ簡単もちもち&クリスピー
こねないパンが作れるなら、ピザ生地もこねないでできるはず。パンよりも短時間で簡単にできて、外はパリパリ、中はもっちりの最高のピザができます。
INGREDIENTS
生地
- 強力粉 200 g
- ドライイースト 3 g
- 塩 3 g
- 水 160 g
成形
- オリーブオイル 1 大さじ
EQUIPMENT
- 電子はかり
- ボウル
- シリコンヘラ
- ラップ
- クッキングシート
INSTRUCTION
イーストの量
- ドライイーストの量は、発酵時間によって変わる。1g→8-12時間、2g→4-6時間、3g→2-3時間。
生地作り
- 強力粉、ドライイースト、塩をボウルに入れ、よく混ぜる。
- 水を入れ、粉っぽさがなくなるまでしっかりと混ぜる。
- ラップをして、15-25℃の室温で2-3時間発酵させる。発酵時間はイーストの量で決める。
成形
- 生地が二倍程度に膨らんだら発酵完了。
- グルテンを切らないように気をつけながら、底からすくい上げるようにして生地を数度混ぜる。
- クッキングシートを敷き、生地を真ん中に落とす。
- 生地にオリーブオイルを垂らす。
- 優しくなでながら生地をのばす。生地のもちもち感を楽しみたい場合は直径20cm程度、サクサクの生地の場合は30cm程度が目安。
- トッピングをして、275-300℃のオーブンでしっかり焦げ目がつくまで焼く。