フィンランドやヨーロッパのお菓子のレシピによく出てくる、バターミルク、PIIMÄ。日本ではなかなか手に入れることができませんが、牛乳とお酢を混ぜるだけで簡単に作れます。
バターミルクって何
フィンランドの焼き菓子のレシピによく出てくるPIIMÄ、バターミルク。もともと、クリームからバターをとった残りの液体だそうですが、現在では酸味のある発酵乳もバターミルクと呼ばれるそうです。フィンランドのPIIMÄは、牛乳に酸を加えて作るものが一般的なようです。冷蔵設備が十分でなく、牛乳が腐りやすかった時代に、酸を加えて日持ちさせるようにしたのが元ともいわれています。
バターミルクでふわふわ
バターミルクを使ってお菓子を焼くと、生地がふわふわになります。パンケーキやホットケーキを作るときにお酢を入れるとふわふわになる、という裏ワザがあります。これは、牛乳の代わりにバターミルクを使っているのと同じことです。
市販のバターミルクで調べたところ、100mLあたりの重さが110gありました。酸味もかなり強いので、牛乳100gに濃度5%のお酢を10g加えています。
また、使う牛乳の脂肪分も大切です。私が買ったバターミルクには2%の脂肪が含まれていました。牛乳も、2%以上の脂肪分のものを使ってください。
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フィンランドのおいしいレシピ
日本で手に入る食材で簡単に作れるフィンランド料理のレシピです。さらに、日本とフィンランドの食材の違いにも注目し、選び方から丁寧に解説しています。
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レシピ
牛乳とお酢でバターミルク代用 ピーマPIIMÄの代用
フィンランドやヨーロッパのお菓子のレシピによく出てくる、バターミルク、PIIMÄ。日本ではなかなか手に入れることができませんが、牛乳とお酢を混ぜるだけで簡単に作れます。
INGREDIENTS
- 牛乳 100 g
- お酢 10 g
EQUIPMENT
- 電子はかり
- 計量スプーン
- ボウル
INSTRUCTION
- 牛乳とお酢を混ぜる。
- 牛乳は、脂肪分が2%以上のもの、お酢は、濃度が5%のものを使う。
NOTES
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