無調整豆乳が売られていない海外でも、市販の豆乳を使って豆腐が作れます。豆乳を選ぶときは、必ず成分表示を確認してください。このレシピは、水、大豆が材料の豆乳から作る絹豆腐です。
海外で絹ごし豆腐
海外でも、市販の豆乳で豆腐が作れないかとあれこれ試しました。
調整豆乳で豆腐を作る-1 フィンランドと日本の豆乳の違い
豆腐を手作りするときに大変なのが豆乳づくり。日本では、無調整豆乳が手軽に買えますが、もちろんフィンランドにはありません。では、調整豆乳で豆腐は作れないのでしょうか?まずは、海外の豆乳と日本の豆乳の違いを分析します。
調整豆乳で豆腐を作る-2 豆乳から豆腐ができる仕組み
豆腐を手作りするときに大変なのが豆乳づくり。日本では、無調整豆乳が手軽に買えますが、海外にはありません。では、調整豆乳で豆腐は作れないのでしょうか?ここでは、豆乳から豆腐ができる仕組みについて詳しく見ていきます。
調整豆乳で豆腐を作る-3 いろいろな豆乳を固める実験
豆腐を手作りするときに大変なのが豆乳づくり。日本では、無調整豆乳が手軽に買えますが、海外にはありません。では、調整豆乳で豆腐は作れないのでしょうか?ここでは、海外のいろいろな豆腐を固める実験について紹介します。
調整豆乳で豆腐を作る 豆乳の選び方と木綿豆腐の作り方
無調整豆乳が売られていない海外でも、市販の豆乳を使って豆腐が作れます。豆乳を選ぶときは、必ず成分表示を確認してください。このレシピは、材料が水と大豆のみの豆乳から作るなめらかな木綿豆腐です。
木綿豆腐が作れるなら当然、絹ごし豆腐だって作れます。
水にさらす
まず、豆乳の濃度によっては、日本のレシピに比べ、にがりの量を増やさないといけません。その場合、蒸した後の水にさらす工程がとても大切です。
にがりが多いと、蒸したままの豆腐はえぐみがあります。ですが、水にさらすとえぐみが抜け、美味しい絹ごし豆腐が出来上がります。
平らな容器を
容器の選び方、入れる豆乳の量も大切です。容器は、マグカップなど深さが均一なものを使います。また、豆乳はあまり入れすぎず、深さ5cm程度までだと崩れにくく、えぐみも抜けやすくなります。
レシピ
絹ごし豆腐の作り方と豆乳の選び方 海外で調整豆乳でも
無調整豆乳が売られていない海外でも、市販の豆乳を使って豆腐が作れます。豆乳を選ぶときは、必ず成分表示を確認してください。このレシピは、水、大豆が材料の豆乳から作る絹豆腐です。
INGREDIENTS
- 豆乳 500 mL
- にがり
EQUIPMENT
- 計量カップ
- 計量スプーン
- シリコンヘラ
- 鍋
- せいろ(スチーマー)
- マグカップ
INSTRUCTION
豆乳の選び方
- 原材料を確認し、水と大豆のみを使ったもの、もしくは水、大豆、安定剤のみのものを選ぶ。安定剤が入っている場合はこちらのレシピを使う。市販の豆乳で作る硬めの木綿豆腐 安定剤入りの豆乳でOK無調整豆乳が売られていない海外でも、市販の豆乳を使って豆腐が作れます。豆乳を選ぶときは、必ず成分表示を確認してください。このレシピは、水、大豆、安定剤が材料の豆乳から作る木綿豆腐です。
- pH調整剤が入っているものは適さない。詳しくはこちらの記事を参照。調整豆乳で豆腐を作る 豆乳の選び方と木綿豆腐の作り方無調整豆乳が売られていない海外でも、市販の豆乳を使って豆腐が作れます。豆乳を選ぶときは、必ず成分表示を確認してください。このレシピは、材料が水と大豆のみの豆乳から作るなめらかな木綿豆腐です。
にがりの選び方
- こちらのレシピを参考に、手に入りやすい材料で、液体のにがりを作る。粉末のにがりの分量 液体のにがりの作り方粉末のにがりをどれくらい溶かせば液体のにがりになるのでしょうか。市販の液体のにがりは商品によって濃度が異なりますが、粉末から自分で作ればいつでも同じ濃度で、安定して豆腐が作れます。
容器の選び方
- マグカップなど、深さが均一で、表面が滑らかなものを使う。底が丸いものは、水に漬けたときに崩れやすい。
作り方
- 鍋にお湯を沸かし、せいろや蒸し器をセットする。
- 豆乳とにがりを混ぜる。にがりの量は下記参照。
- 豆乳をマグカップなどにそそぐ。加熱むらをなくすため、5cm以下が目安。
- 弱めの中火で30分蒸す。
- 火を止め、蓋をしたまま10分置く。
- 500mLに対してにがりを小さじ2以下の場合はそのまま食べられる。それ以上入れた場合、次の手順で水にさらし、えぐみを抜く。
- 大きなボウルに冷水を入れる。
- 豆腐を容器ごと入れる。
- 容器の中に少しずつ水を入れる。
- 軽くゆすって豆腐を浮き上がらせる。崩れた場合もそのまま水に浸しておく。
- 30分以上さらしたら水を切る。
- 冷蔵庫で冷やして出来上がり。
にがりの量
- にがりの濃度によって異なる。液体のにがりの場合はラベルの表記に従う。
- このレシピで作ったにがりの場合、大豆固形分が7%程度の場合は、豆乳500mLに対し小さじ4入れる。粉末のにがりの分量 液体のにがりの作り方粉末のにがりをどれくらい溶かせば液体のにがりになるのでしょうか。市販の液体のにがりは商品によって濃度が異なりますが、粉末から自分で作ればいつでも同じ濃度で、安定して豆腐が作れます。
- 8%以上の場合は、小さじ2。念のため、こちらのレシピを参考に予備実験をするとよい。調整豆乳で豆腐を作る 豆乳の選び方と木綿豆腐の作り方無調整豆乳が売られていない海外でも、市販の豆乳を使って豆腐が作れます。豆乳を選ぶときは、必ず成分表示を確認してください。このレシピは、材料が水と大豆のみの豆乳から作るなめらかな木綿豆腐です。