割れない フィンランドのロールケーキ ふわふわもちもち

スポンサーリンク
スポンサーリンク

パートナーのお母さんに教えてもらったロールケーキです。かたくり粉を入れるので、巻くときに割れにくく、ふわふわもちもちの食感です。フィンランドならではのフィリングも紹介しています。

スポンサーリンク

そのまま冷ましても割れないロールケーキ

ユハニのお母さんは料理が得意です。特に焼き菓子が上手。お母さんの作ってくれたロールケーキがとても美味しくて、教えてもらったのがこのレシピです。

フィンランドのお菓子作りは、日本のレシピに比べて寛容だなと思います。

まず、単位がdLです。体積ではかると、はかりを使った時よりばらつきが出やすいです。でもどんなレシピを見てもほとんどがdL表記なので、きっとそれで大丈夫なんでしょう。

ちなみに、お母さんのレシピは「卵は4個か5個、小麦粉とかたくり粉合わせて1と1/2dL、割合はその時の気分で。」という感じでした。私はきっちりやるのが苦手なので、お菓子作りはあまり好きになれなかったのですが、これくらいの緩さなら気軽に挑戦できそうです。

人気のフィンランド料理はこちらです。

フィンランドのオートミールクッキー 簡単美味しいクッキー
たまごなし 簡単なフィンランドの菓子パンの生地
フィンランドのスパイスケーキ ジンジャーブレッドスパイスケーキ
手作りレイパユースト フィンランドのブレッドチーズ

スポンサーリンク

レシピ

割れない フィンランドのロールケーキ ふわふわもちもち

パートナーのお母さんに教えてもらったロールケーキです。かたくり粉を入れるので、巻くときに割れにくく、ふわふわもちもちの食感です。フィンランドならではのフィリングも紹介しています。
下準備0 minutes
Cook Time30 minutes
分量を調整1 枚 30cm×30cmの生地
INGREDIENTS
  • 小麦粉 (強力粉、*1) 70 g
  • かたくり粉 30 g
  • たまご (室温、200g程度) 4
  • 白砂糖 80 g
  • 白砂糖 1 大さじ
  • フィリングはレシピ参照
調味料の体積⇔重さ換算表
EQUIPMENT
  • ボウル
  • ふるい
  • シリコンヘラ
  • ミキサー,ブレンダー
  • クッキングシート
INSTRUCTION
準備
  • たまごを室温に戻す。
  • オーブンを200℃に予熱する。
  • 天板にクッキングシートを敷き、しっかり折り目をつける。30cm×30cmが目安。天板が大きい場合は牛乳パックで仕切りを作ると良い。(*2)
  • 小麦粉とかたくり粉をはかり、同じボウルに入れる。
生地作り
  • ボウルにたまごと砂糖を入れ、ハンドミキサーでよく泡立てる。
  • 全体が白っぽくなり、全体が持ったりするまで混ぜる。泡が非常に細かく、つやがない状態になるのが目安。
  • 泡立てたたまごに、小麦粉とかたくり粉をすべてふるい入れる。
  • シリコンヘラに持ち替える。泡をつぶさないように、底からすくい上げ、縦に数回切るように混ぜる。粉っぽい部分が見えなくなるまで5-10回程度繰り返す。
  • 天板に、できるだけまんべんなくそそぐ。シリコンヘラで厚みを均一にする。キッチンペーパーの隅までしっかり生地をいきわたらせる。
  • 天板を少し持ち上げ、台に落として空気を抜く。大きな泡はつぶす。
  • オーブンに入れ、軽く焼き色がつくまで8-10分焼く。(*3)
  • 生地より大きめのクッキングシートを用意する。
  • 砂糖大さじ1を、生地の大きさに合わせてまんべんなく散らす。
  • 焼けた生地の粗熱をとってから(*4)クッキングシートごと生地を持ち上げ、砂糖の上に被せる。
  • 焼くときに敷いたクッキングシートを丁寧にはがす。
  • ジャムを使う場合は、すぐに全体に塗る(*5)。
  • クリームを使う場合は、全体が冷めてからクリームを塗る。
  • 手前からしっかり巻き、クッキングシートをきつく巻いて冷蔵庫で冷やす。
  • 当日も美味しいが、翌日は生地がしっとりしてより美味しい。
フィリング
    ジャムだけの場合
    • プレーン生地にはベリー系のジャムを、チョコレート生地にはアプリコットジャムを合わせることが多い。
    • 使う量は、30cm×30cmの生地で150-300g。巻いた生地がはがれないようにする役目もあるので、全体にしっかりぬる。
    クリームだけの場合
    • 生地の長さ(巻く方向)を20cm程度にすると、厚みがある生地でぐるっと一周巻いたロールケーキになる。
    • 生クリーム200mL、砂糖大さじ2をしっかり硬くなるまで泡立てる。チョコレート味の場合はカカオパウダー大さじ2を加える。
    • 手前が厚くなるように生地に塗る。好きなフルーツを載せて巻く。
    ジャムとクリームの場合
    • ジャムを全体に薄く塗り、クリームを手前2/3に塗る。(*)
    いちごとルバーブのジャム&バニラクリーム
    • バニラ風味のクリームチーズを、生クリーム100mLを軽く泡立てたものと混ぜて使う。
    クラウドベリージャム&レモンクリーム
    • レモン味のクリームチーズと、Jogurttirahkaを混ぜる。Jogruttrakkaは固めのヨーグルトや軽く泡立てたホイップクリームで代用できる。
    ラズベリージャム&ホイップクリーム
    • 生クリーム200mL、砂糖大さじ2をしっかり硬くなるまで泡立てる。
    ポイント
    • フィンランドの小麦粉はほとんどすべて強力粉です。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
      無料公開を終了しました | Piece of Oishi
      酒なし、みりんなし、現地の食材で作れるレシピ&料理の科学&海外の食材考察サイト
    • 牛乳パックの2面を切り取り、折り曲げて三角形の筒を作りました。マスキングテープで天板にはりつけています。繰り返し使用できます。
    • 厚みがまばらだったり、泡ができて表面が滑らかでなかったりしても、この後の工程で目立たなくなるので大丈夫です。
    • 私は、生地が焼きあがってからクッキングシートに砂糖を散らし、その間生地を冷却しています。大体2-3分です。あまり熱いうちにお砂糖の上に置くと、お砂糖が溶けてしまうので気を付けてください。
    • ジャムは接着剤の役目もあるので、全体にまんべんなく塗ってください。
    • ジャムを塗ってからクリームをぬろうとすると、のびが悪く、ジャムとクリームが混ざったりします。どちらにせよ美味しいので、細かいことは気にしないで大丈夫です。

    コメント