VOISILMÄPULLA、直訳するとバター目玉パンは、フィンランドの有名な菓子パンのひとつ。パンの中央にバターとお砂糖がたっぷりのったリッチなパンを、柑橘の風味で爽やかにアレンジしました。
バターと砂糖の目玉パン
フィンランドといえばシナモンロールが有名ですが、それ以外にもいろいろな菓子パンがあります。このVOISILMÄPULLAも、どのカフェにも置いてあるような定番メニューです。
二次発酵なし フィンランドのシナモンロール
フィンランドのシナモンロールは食感で二種類に分けることができます。こちらは二次発酵なし、しっかり食感のシナモンロール、KORVAPUUSTIです。
ふわふわ食感 フィンランドの長いシナモンロール
フィンランドのシナモンロールは食感で二種類に分けることができます。こちらは二次発酵あり、ふわふわ食感のシナモンロール、KORVAPUUSTIPITKOです。
VOIはバター、 SILMÄ は目玉、PULLAは菓子パンを意味します。確かに、目玉の形に見えます。バターとお砂糖たっぷりの、いかにもフィンランドらしい味わいです。
ただ、ちょっと甘すぎると感じることもあるので、レモン、オレンジ、ライムでアレンジする方法も考えました。こうすると、さわやかな香りがプラスされて、いくつでも食べられてしまいます。
その他の菓子パンのレシピはこちらです。
https://pieceofoishi.com/jp/recipe/kashipan/
人気のフィンランド料理はこちらです。
レシピ
フィンランドの菓子パン 目玉パン VOISILMÄPULLA 柑橘アレンジ付き
VOISILMÄPULLA、直訳するとバター目玉パンは、フィンランドの有名な菓子パンのひとつ。パンの中央にバターとお砂糖がたっぷりのったリッチなパンを、柑橘の風味で爽やかにアレンジしました。
INGREDIENTS
- 300gの小麦粉を使用した生地 (
レシピはこちら 、*1、*2) - レモン (お好みで、*3) 1 個
- オレンジ 1 個
- ライム 1 個
- バター
- パールシュガー (*5)
INSTRUCTION
一次発酵まで
二次発酵
- 生地が二倍に膨らんだら、成形を開始する。
- 生地を優しく2-3度押し、ガスを抜く。
- 生地を取り出し、好みの重さに切り分け、(*2)丸く成形する。
- 濡れ布巾またはラップをかけて、二倍の大きさになるまで、30-45分二次発酵。
焼成
- オーブンを175℃に予熱する。
- バターを1cm角に切る。パン生地の数だけ用意する。
- 生地の中央を指で押し、くぼみを作る。
- くぼみにバターを入れ、指で強く押しつける(*4)。
- くぼみにパールシュガーを小さじ1程度かける(*5)。
柑橘アレンジをする場合
- レモンの皮をよく洗い、すりおろす。
- すりおろしたレモンの皮をひとつまみ入れる。
- バター以降は通常と同じ手順。
- オーブンで15-20分、焼き色がつくまで焼く。
ポイント
- 300gの小麦粉を使うと、二次発酵後成形する段階で約30gの生地が18個約45gの生地が12個約60gの生地が9個約90gの生地が6個できます。
- お砂糖とバターを後乗した風味の強いパンなので、30gずつ分割することをおすすめします。直径8cm程度のかわいらしいパンが焼けます。
- レモン、オレンジ、ライム、それぞれ違う香りでどれも美味しいです。
- 軽く押さえるだけだと、焼いている間に生地が膨らみ、バターがこぼれます。バターを入れたらめいっぱい押し付けてください。ここで空気が抜けても、焼き上がりはふんわりするので大丈夫です。
- フィンランドではRAPEA RAESOKERIという細かめのパールシュガーを使います。日本では、大きめのパールシュガーが手に入りやすいので、そのまま使うか、細かく砕いて使ってください。https://www.dansukker.fi/fi/tuotteet/kaikki-tuotteet/rapea-raesokeriAmazon.co.jp: cotta(コッタ) ワッフルシュガー 250g : 食品・飲料・お酒Amazon.co.jp: cotta(コッタ) ワッフルシュガー 250g : 食品・飲料・お酒
NOTES
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