ヘルシンキのようなおしゃれカフェはあまりないけれど、タンペレには素朴で美味しいパン屋があります。わざわざ行く価値ありの三つのお店を紹介します。
Pullapuoti WILENIUS
タンペレのマーケットホール、kauppahalliのど真ん中にあるパン屋です。どの時間にってもお客さんが並んでいて、繁盛している人気店です。
テイクアウト専用のお店なので、冬はマーケットホールに備え付けの机か持ち帰って、夏は外の川沿いで食べるのがおすすめです。
Konditoria Mari
タンペレ中心部からバスで20分ほど。Nekalaという地域にある、こちらもとても有名なお店です。個人的には、フィンランドに来た翌日に、今のパートナーに連れて行ってもらった思い出のお店です。
こちらはサンドイッチやサラダが充実しています。私はプルドポークのサンドイッチがお気に入りです。サーモンも美味しかった。何を食べても美味しいです。
菓子パンも、こちらも何を食べても美味しい。有名なのは、パイ生地に、カスタードクリームといちごが載ったものです。それ以外も、ふわふわで甘さも程よく、何を買うか毎回目移りします。
コーヒーを注文して、店内でいただくこともできますが、お店はそんなに広くないです。夏場はテラス席もありますが、いつも混雑しています。テイクアウトして、近くの公園で食べるのもいいかもしれません。
フィンランドの宅配サービスアプリ、Foodoraでも注文することができますが、かなり品数が限られるので、不便でもお店に出向くのが良さそうです。
Jussinhannan Leipä
こちらもタンペレの中心部からバスで20分ほど。Tohloppiという地域にあるパン屋さんです。
こちらのパン屋は、とにかく種類が豊富。昔ながらのフィンランドのパンから、季節限定のパンまで、ショーケースにずらっと並んでいます。
サンドイッチも菓子パンも、どれもお安く、そして美味しく、大満足です。フィンランドらしい素朴なパンが多く、地元の人たちがひっきりなしに買いに来ていました。
店内にはテーブルが5つほどの、小さなイートインスペースがあります。かなり狭いですが、回転が速いのでお昼時でも問題なく座ることができました。