コロナ禍&情勢不安の中、一時帰国 事前準備編

Life in Finland

コロナによる入国規制で、日本に入国するためにはいろいろな準備が必要です。PCR検査、書類記入など、一時帰国に向けて準備したことをまとめました。

コロナPCR検査&書類記入

コロナ禍での第一の関門はPCR検査と、日本独自の書類への記入です。特にフィンランドでは、医師の署名は、検査とは別に予約をする必要がありました。具体的には

  • 出発の二日前にPCR検査の予約
  • 出発の前日に医師の予約

この二つが必要でした。

PCR検査は割引あり

私はTelveystaloでPCR検査を受けました。予約時にチャットでやり取りをし、日本独自の書類などについても伝えました。フィンエアーを利用する場合、TelveystaloではPCR検査の割引が受けられます。PCR検査で150ユーロ程度でした。

医師による書類記入

PCR検査の結果はメールで送られてきます。実は、結果を伝える用紙にはナースのサインがされているのですが、日本に入国する書類では医師のサインが必要です(2022年3月現在)。私は、検査結果が出た後の予約で、既定の用紙に記入してもらいました。パスポート番号や名前のスペルなど、ミスがないよう、一緒に確認しながら書いてもらいました。こちらは70ユーロ程度かかりました。

MySOS登録 COCOAダウンロード

2022年3月現在、日本入国には、MySOSとCOCOAのダウンロードが必要でした。最新の情報は政府のHPで確認してください。
水際対策
新型コロナウイルス感染症の水際対策です。

MySOSにワクチン証明書やPCR検査の結果を登録すると、数時間で確認が完了しました。

MySOSは画像しかアップロードできない

書類の登録は画像のみです。ワクチン証明書はpdf形式で保存していたのですが、アップロードできませんでした。画面を開き、スクリーンショットを撮影し、その画像をアップロードしたところ、無事に登録できました。

この先は、通常の一時帰国でも使える内容です。

税関申告アプリが登場

日本に入国する際に必要なのが税関申告です。機内で配られる、細長い黄色い紙に見覚えがある人も多いと思います。

事前登録をするとQRコードが発行され、手続きは完了です。このアプリを利用すれば、機内で税関申告用紙に記入する必要はありません。

浸透前で逆に不便

私は成田空港に到着したのですが、税関申告はまだまだ書類が中心のようでした。税関申告アプリを利用した窓口は離れた場所にあり、利用者が少ないのか閉鎖されていました。

職員さんに確認すると窓口を開けてくれ、事前に取得したQRコードとパスポートを読み取りました。

まだまだシステムが浸透しておらず、逆に手間取ってしまいました。しかし、機内でこの書類を書くために筆記用具を取り出し、パスポート番号を確認するのが地味にストレスだったので、その必要がなくなったというのはかなりうれしかったです。

スーツケースは重ねて持っていく

行きは荷物が少なかったので、大型のスーツケースに中型のものを重ね、その中に荷物を入れました。23kg以内に収まりましたし、空港まで運ぶ荷物が1つで済んだのはとてもありがたかったです。スーツケースについては改めて詳しくまとめます。

手荷物まで気が回らなかった

今回は、入国に必要な書類やアプリのことで頭がいっぱいで、手荷物の細部まで気を配ることができませんでした。具体的には、いつも使っているマッシュルームナイフをカバンに入れたままにしてしまい、あえなく没収されました。ほかにも、イヤホンを忘れたり、筆記用具を忘れたり。書類に不備がなく、無事に入国できて一安心でした。

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