日本では新年の初売りがあり、福袋などでお得に買い物ができます。フィンランドではクリスマス後のセールが人気ですが、セールが落ち着いてからもお得に買える、隠れたねらい目は食品です。
クリスマスは特別な日
フィンランド人にとって、クリスマスは特別な日です。大切な人たちにクリスマスプレゼントを買うだけでなく、一緒に過ごす日のクリスマス料理も、普段よりも高級な食材を使います。大きなハムやサーモン、いくらなどは、高値でもよく売れる商品です。
そして、各スーパーが仕入れた高級食材たちは、当然売れ残ります。クリスマスハムなどは、クリスマス翌日から半額以下で売られることもしばしば。季節感の薄い食材は、クリスマス後もしぶとくいいお値段で売られますが、賞味期限が近付くと驚くほど安値でたたき売りされます。
今回は、私がクリスマス後に購入した食材を紹介します。
ヨウルキンック=クリスマスハム
クリスマスハムは、クリスマスの翌日からかなりお得なお値段で売られています。私が買ったハムは1kgあたり1.9ユーロ。1kgあたり5-6ユーロあたりが相場だと考えると、かなりお買い得です。
自宅で調理するハムもありましたが、今回はすでに調理済みのものを購入しました。これは調理後、少し熟成させたハムだそうです。
これを厚切りにして、圧力鍋で蒸して食べると、とってもジューシーで美味しいんです。
ブロックの生ハム
フィンランドでは、クリスマスといえばオーブンで焼くハムですが、近年はクリスマス料理のバラエティも豊かになっているようで、生ハムの塊もよく見かけました。
かなり立派な生ハムを、クリスマス後に3割引きで購入。家に生ハムの塊がある生活、かなりおすすめです。
スモークサーモン
サーモンもクリスマスには欠かせない食材です。スモークサーモンは、冷燻、温燻など種類にもよりますが、1kgあたり30-40ユーロと、もともと値の張る食材です。それがなんと1kgあたり9ユーロ。約75%オフです。何ということでしょう。あるだけ買い占めたくなるやすさです。
たくさん買って冷凍庫で保存
クリスマスセールのおかげで、今後数か月は美味しい食材を楽しめそうです。